SBIのポイント社長ブログ

  • 2010年03月15日 18時21分更新

現代の焚書か!?「非実在青少年」規定

「2次元児童ポルノ」規制のため、東京都が今定例議会に提出した青少年健全育成条例の改正案について、漫画やアニメ、ゲームなどに登場する18歳未満と推定されるキャラクターを「非実在青少年」と規定し、自主規制や青少年への販売と閲覧と禁じる動きがあります。

これに対して、著名漫画家などが反対を表明しているほか、大きな波紋を呼んでいます。

東京都の2次元児童ポルノ規制にちばてつやさんらが反対の記者会見
http://sankei.jp.msn.com/life/trend/100315/trd1003150712002-n1.htm

東京都の青少年健全育成条例の改正案については、18歳未満にみえる登場人物を「非実在青少年」として性的表現を規制する根拠が不明確であり、曖昧な状態で法制化することにより、表現の自由が脅かされるとして、ネットビジネスイノベーション研究コンソーシアムなど多くの反対意見が出されています。

「東京都青少年の健全な育成に関する条例」改正に関する意見(ネットビジネスイノベーション研究コンソーシアム)
http://nbi.sfc.keio.ac.jp/files/statement_20100312.pdf

「東京都青少年の健全な育成に関する条例」改正案についての意見書 (インターネットユーザー協会)
http://miau.jp/1268478000.phtml

青少年健全育成条例については、そもそも日本の漫画文化などを規制したいものとして出されているのではないのかもしれないが、非常に曖昧なかたちで法規制がかかることは、非常に危険な気がします。
当然、未成年に対する、性暴力を肯定的に描写した漫画などは、自主規制されるものではありますが、それを法制化する必要性というものは無いのではと思います。

全国に流通するような2次元的表現物については、自主規制の仕組みが備わっていれば充分であり、インターネットによる頒布については、フィルタリング規制やネットリテラシーの向上に努めるものであり、根から断つという極論的な議論は慎重になるべきと思います。

何よりも、日本の誇る文化である漫画などの創作を鈍らせるような法律は、非常に慎重に議論すべきと考えます。

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